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岸田首相が国葬の検証に言及「根拠を記録で残すことが大事」 野党は臨時国会で検証求める方針

2022年9月28日 17:22
岸田首相が国葬の検証に言及「根拠を記録で残すことが大事」 野党は臨時国会で検証求める方針

安倍元首相の国葬から一夜明け、岸田首相は、政府が行う国葬の検証について「どのような根拠で国葬を行ったか記録を残すことが大事だ」と述べました。

岸田首相「今後の議論に資するために、あらためてどういった根拠でどういった思いで今回、国葬儀を行ったか、これを記録として残しておくことは大事だ」

岸田首相は、今回の国葬を「国内外から寄せられた多くの弔意に応えることができた」と振り返りました。

国葬の実施を決めてから開催までに、およそ2か月かかったことについては、「各国が示した様々な弔意に、日本としてどう応えていくのかを考えた場合、それなりの準備が必要だった」と述べました。

一方、野党各党は28日午前、来月3日に召集される臨時国会で、今回の国葬の検証や国葬の運用の制度化について議論すべきだと与党側に求めることで一致しました。

また、いわゆる統一教会との関係が指摘されている細田衆議院議長について、「議長として説明する責任がある」として、国会で説明を求める方針で一致しました。

細田議長は、29日にも何らかの対応をする方向で調整しているということです。