菅総理大臣は９日午後、追加の経済対策を盛り込んだ第３次補正予算案の編成を１０日の閣議で指示することを表明しました。

菅総理大臣は自民党の役員会で、第３次補正予算案の編成を１０日の閣議で指示することを表明しました。複数の政府与党関係者によりますと、予算の規模は１０兆円を超える見通しで新型コロナウイルスにより影響を受けた雇用対策などが柱となります。

補正予算案をめぐっては、自民党と公明党が新型コロナウイルス感染拡大防止策やポストコロナに向けた経済構造の転換、防災・減災への対応の３つを柱に編成をするよう求めています。

政府は第３次補正予算案を来年度の当初予算案と一体的に編成し、「１５か月予算」として切れ目のない対策を講じる方針です。