自民党・岸田氏「セ・リーグの奮起に期待」
「セ・リーグの奮起を期待したい」
自民党の岸田前政調会長が、プロ野球のセ・リーグ球団に檄(げき)を飛ばしました。
岸田氏は広島県選出で、広島カープを応援しています。仕事中も試合経過のチェックをかかさず、自宅にはカープのユニホームをかざり、公式戦の始球式を務めたこともあるほどのカープファンです。
そんな岸田氏が嘆くのは、ここ数年のプロ野球日本シリーズでのセ・リーグ球団の成績です。25日まで行われた今年の日本シリーズでは、セ・リーグを制した読売ジャイアンツが、パ・リーグの覇者・ソフトバンクに2年連続の4連敗であっけなく敗れました。
セ・リーグは2013年以降、パ・リーグに負け続けています。
この日、記者団から「あまりにもパ・リーグと差がつきすぎている」と質問された岸田氏は、今回の結果について「パ・リーグではクライマックスシリーズが行われ、セ・リーグでは行われていない」「全ての試合で(普段はパ・リーグのみで採用されている)指名打者制度がとられた」ことなど、セ・リーグにとって必ずしも良い条件ではなかったとの分析を披露した上で、「勝敗を見る限り、パ・リーグの圧倒的な優勢、これはご指摘の通りだと思う。セ・リーグの奮起を期待したい」と来年以降の巻き返しに期待を寄せました。