「コロナ対策」予備費から支出 閣議決定へ
政府は、新型コロナウイルス対策として、今年度の予備費からおよそ3700億円支出することを、11日に閣議決定する方針を固めました。
政府の方針を受けて、自民党の森山国対委員長は8日、立憲民主党の安住国対委員長と会談し、政府が予備費からGoToトラベルの延長におよそ3000億円、低所得のひとり親世帯への追加給付におよそ700億円を支出することを伝えました。
立憲民主党・福山幹事長「GoToトラベルをですね、このまま続けるのかということについては、国民の皆さんに不安が広がっている。3700億円のうち、3000億円がGoToトラベルで、ひとり親世帯への支援が700億円というのは、いささか優先順位が間違っている」
立憲民主党の福山幹事長は、政府の予備費の活用について、「優先順位が違う」と批判した上で、感染拡大でひっ迫する医療機関の支援に活用すべきと指摘しました。