政府は17日朝、新型コロナウイルス感染症対策本部を開き、「内閣感染症危機管理庁」を新たに設置するなどの対応策について、正式に決定しました。

政府は17日朝、新型コロナウイルス感染症対策本部を開き、「内閣感染症危機管理庁」を新たに設置するなどの対応策について、正式に決定しました。

また、厚生労働省に感染症対応や危機管理に関係する部署を統合した新たな組織として「感染症対策部」を新設し、平時から感染症対応能力を強化することとします。

さらに、国立感染症研究所と、国際医療研究センターを統合し、厚生労働省のもとに、いわゆる「日本版CDC」を創設することも決めました。

対策本部で岸田首相は「平時における機能強化を図った上で、有事においては内閣感染症危機管理庁の指揮下において、総理大臣のリーダーシップのもと、一元的に感染症対策を行う」と述べました。

政府は、今後、必要な法律の整備など準備を進める方針です。