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菅内閣の支持率45% 16ポイント下落

2020年12月27日 22:43
菅内閣の支持率45% 16ポイント下落

NNNと読売新聞がこの週末に行った世論調査で、菅内閣の支持率は前回に比べて大きく下がって45%となり、支持しないという人とほぼ拮抗(きっこう)していることがわかりました。

菅内閣を支持すると答えた人は、前回の調査から16ポイント下がって45%でした。一方、支持しないと答えた人は16ポイント上がって43%でした。

9月の内閣発足直後には74%あった支持率は、30ポイント近く下がっています。

内閣を支持する理由としては、「他によい人がいない」と答えた人が最も多い一方、支持しない理由は「指導力がない」と答えた人が最も多くなっています。

政府の新型コロナウイルスへの対応について「評価しない」と答えた人は62%で、「評価する」という人を大きく上回り、菅総理大臣がコロナ対策で指導力を発揮しているとは思わないという人は8割近くに上っています。

菅総理にいつまで続けてほしいかを聞いたところ、来年9月の自民党の総裁任期までと答えた人が、先月の調査に比べて14ポイント増えて51%となっています。

また、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、政府は再び全国で緊急事態宣言を出すべきだと思う人は66%で、この年末年始の外出をなるべく自粛しようと思う人が96%に上っています。

安倍前総理が行った「桜を見る会」の夕食会に関する説明については、「納得できない」という人が76%に上り、「納得できる」という人を大きく上回っています。

また、吉川前農水大臣が鶏卵業者から現金を受け取っていた疑いなど政治とカネをめぐる問題の菅内閣の今後の政権運営への影響について聞いたところ、「大いに影響がある」と「多少は影響がある」を合わせて74%に上っています。

■NNN・読売新聞世論調査
12/26~27 全国有権者に電話調査
 固定電話 532人(回答率62%)
 携帯電話 543人(回答率46%)
  合計 1075人が回答
http://www.ntv.co.jp/yoron/