国会議員「夜の会食」ルール策定を見送り
緊急事態宣言下での国会議員の「夜の会食」について、衆参の議院運営委員会理事会での協議の末、ガイドラインの作成は見送られることとなりました。
国会議員の「夜の会食」をめぐっては、先月、菅総理大臣が8人で会食を行い批判が出たほか、日本医師会の中川会長が6日、「国会議員に範を示していただきたい」と緊急事態宣言下での国会議員の会食の全面自粛を求めていました。
こうした中、7日、衆参の議院運営委員会の理事会でガイドラインの作成について協議が行われ、野党側が「会食の全面的な自粛」を求めたのに対し、与党側は難色を示したため、ガイドラインの作成は見送られることとなりました。
衆議院の高木議運委員長は理事会で「医師会の会長が仰ってるわけで、私たちはそのことを重く受け止めて対応するということに尽きるのではないか」と述べ、国会議員の節度ある行動を呼びかけました。