自民松本議員ら深夜までクラブ 菅首相陳謝
菅首相は、自民党の松本国対委員長代理と公明党の遠山幹事長代理が緊急事態宣言下の東京で、深夜に銀座のクラブを訪れていたことについて陳謝しました。
野党議員が2人に「厳格な処分を下すべきだ」と指摘したのに対し、菅首相は、2人の行動について陳謝した上で、自民党幹部については「しっかり対応したい」と述べました。
立憲民主党・徳永エリ議員「国民には自粛をお願いしておいて、自分たちは守らない。このお2人(松本氏、遠山氏)の行動、不適切な行動に対して、厳格な処分を下すべきだと思いますが、いかがでしょうか」
菅首相「国民の皆さんに20時以降の外食、飲食、また不要不急の外出を、ぜひしないように協力(要請)している中で、このような事態が発生したことについては、大変申しわけなく思います。しっかりとこれから対応させていただきたい」
一方、来月7日に期限を迎える緊急事態宣言の解除について問われた政府・分科会の尾身会長は、「ここ数日の感染者数が減っているように見えるのは忘年会などの影響がなくなってきたと考えている」と述べました。
その上で、緊急事態宣言の効果については、「今週の末、あるいは来週の初めにわかると思う」と説明し、「そこを見ることが解除の方法や時期に重要な影響を及ぼす」と指摘しました。