政府は２日夜、新型コロナウイルス対策本部を開き、栃木県を除く１０都府県について、緊急事態宣言の期間を来月７日まで延長することを決定します。

専門家による諮問委員会では、栃木県を除く１０都府県の来月７日までの宣言延長が了承されました。基本的対処方針の改訂案によりますと、宣言から除外された地域でも、「ステージ２」以下に下がるまで、日中を含めた不要不急の外出自粛の要請や、テレワークなどによる出勤者数の７割削減、飲食店の営業時間の短縮を求めます。

一方、宣言の対象となる１０都府県については、緊急事態措置の必要がなくなったと認められるときは、速やかに解除すると明記しています。

政府は２日午後７時から対策本部を開き、宣言の延長を正式に決定します。またその後、午後７時４０分頃から菅首相が記者会見を開き、延長の理由などを説明することにしています。