世論調査 ワクチンの遅れに“7割が不満”
NNNと読売新聞がこの週末に行った世論調査で、日本は新型コロナウイルスのワクチン接種がほかの先進国に比べて遅れていることについて、7割の人が不満を感じていると答えました。
世論調査で菅内閣を「支持する」と答えた人は、先月の調査から1ポイント下がって47パーセント。「支持しない」は40パーセントでした。
また、今年10月に任期満了となる衆議院議員の総選挙をいつ行うべきかについては、「解散せず10月の任期満了で行う」と答えた人が64パーセントと最も多く、次いで「9月の東京パラリンピック後に行う」が20パーセントでした。
一方、新型コロナウイルスのワクチン接種をめぐり、日本が他の先進国に比べて遅れていることに不満を感じているかたずねたところ、「大いに感じている」「多少は感じている」と答えた人があわせて7割となりました。
また、大型連休中に旅行や帰省をしようと思うかについては、「思わない」がおよそ9割にのぼっています。
政府が大阪などに「まん延防止等重点措置」を適用したことについては、5割を超える人が感染拡大の防止に効果があるとは「思わない」と答えました。
一方、菅総理大臣は今月中旬に訪米する予定です。アメリカは安全保障や人権問題などをめぐり中国への圧力を強めていますが、日本はアメリカに同調すべきと「思う」と答えた人がおよそ7割でした。
■NNN・読売新聞世論調査
4/2~4 全国有権者に電話調査
固定電話 426人(回答率60%)
携帯電話 648人(回答率44%)
合計 1074人が回答
http://www.ntv.co.jp/yoron/