石破自民党総裁 菅前首相を副総裁に起用の意向
自民党の石破総裁は党役員や閣僚などの人事を進めています。新たに菅前首相を自民党副総裁に起用する意向を固めました。中継です。
石破総裁は朝からのテレビ出演を終え、議員宿舎に戻りました。側近議員らと人事の詰めの調整を行っています。
複数の自民党関係者によりますと、石破総裁は菅前首相を副総裁に起用する意向を固めました。菅氏は総裁選の決選投票で石破氏を支援していました。
また、石破総裁は国会対策委員長に坂本哲志農水相を、政調会長に小野寺五典元防衛相を起用する考えです。
また、石破総裁は総裁選で決選投票を争った高市早苗経済安保相に総務会長への起用を打診しましたが、高市氏は断ったということです。
一方、閣僚人事の調整も続いています。石破総裁は官房長官については林芳正氏を続投させる方向です。また、岩屋毅氏や赤澤亮正氏を閣僚へ起用する考えです。
また、衆議院の解散・総選挙の時期をめぐり、石破総裁は臨時国会で野党側との一定の議論が必要だとして、11月以降の投開票を検討してきました。しかし、党内から10月27日にすべきとの声が根強く、調整が続いています。