政府は１６日夜、「まん延防止等重点措置」を今月２０日から新たに埼玉、千葉、神奈川、そして愛知に適用することを正式に決定しました。

加藤官房長官「それぞれの地域で起きている感染拡大の波を、大きな波にしていかないということであります。今回の対象区域において、都道府県をまたがる移動の自粛、こういったこともお願いしていきたい」

新たな対象地域は４県の中のさいたま市、浦安市、横浜市、名古屋市など１１の市となります。期間は今月２０日からゴールデンウイークのあととなる来月１１日までとなります。

加藤長官はまた、分科会から意見の出された奈良県、福岡県や知事がまん延防止措置の要請を検討していることを表明した愛媛県などについて、それぞれの感染状況や感染対策について意見交換をしながら「必要な対策を機動的に行ってきたい」と述べました。