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枝野氏「宣言は政権、都などの政治的責任」

2021年4月23日 19:49

東京や大阪など4都府県に、3度目となる緊急事態宣言が発出される事について、立憲民主党の枝野代表は「菅政権や東京都などの政治的な責任によるもの」だと批判しました。

会見で枝野代表は「今回の宣言に至ったことは、明らかに菅政権を中心に、大阪府や東京都などの政治的な責任によるものだ」と述べました。その上で「2度目の宣言を早期に解除した結果が、大阪の医療崩壊や東京周辺の医療崩壊危機を招き、緊急事態宣言を出さざるを得なくなった」と政府の対応を批判しました。

さらに、緊急事態宣言の期間については「2、3週間先で顕著に感染者数が減っている状況になるとは思えない」とした上で、「5月11日までという期間は1か月以上足りない」という認識を示しました。

また、東京オリンピック・パラリンピックの開催について「国内の感染を広げることがないのか政府には政治責任がある」とした上で、「説明の期限はいよいよ迫っている」と述べました。