“まん延防止”立憲・枝野氏「既に手遅れ」
政府が大阪などに「まん延防止等重点措置」を適用した事について、立憲民主党の枝野代表は、「既に手遅れで、やるべきは緊急事態宣言だ」と批判しました。
立憲民主党・枝野代表「まん延を防止する措置としては、もうとっくの昔に手遅れであって、既に感染がまん延をしている状況に対してやるべきは、緊急事態宣言であるという事を指摘をしておきたい」
枝野代表はさらに、新型コロナウイルスの感染が再び拡大している事について「第3波に適切な対応を打たず、拙速な解除で第4波を迎えようとしている」とした上で、「明らかに政治の失敗と厳しく指摘せざるを得ない」と、政府の対応を批判しました。
その上で、「大阪府は自ら緊急事態宣言の早期解除を求め、政府もそれに応えて解除したら1か月ほどで元に戻った」として、まん延防止等重点措置で感染が減少しない場合、「内閣は総辞職すべきだし、大阪府の吉村知事も辞職ものだ」と指摘しました。
また、坂井官房副長官が、首相官邸で菅首相に近い議員13人で昼食を取った問題について、「官邸でやる合理的必要性はない」として、副長官を辞任すべきとの考えを示しました。