国会は「異例」の展開 衆議院政倫審に安倍派幹部4人が出席、野党が追及
政治とカネの問題をめぐる衆議院の政治倫理審査会に自民党安倍派の幹部4人が出席しました。野党側はキックバックの廃止が一度決まった後、再開された経緯を追及しました。その国会では異例の展開になっているということです。現在はどのような状況でしょうか。
国会では1日午後11時25分ごろに、立憲民主党が提出した鈴木財務相の不信任決議案の採決が行われ、否決されたところです。
ところで、なぜこんな深夜に審議が行われたのかというと、憲法の規定で2日までに予算案が衆議院を通過すれば、年度内での成立が確定します。
そのため何がなんでも2日中に予算案を採決したい与党側と、それを阻止したい立憲民主党側が、そのタイムリミットをめぐる攻防をしているからです。
1日深夜は、ひとまず解散することで与野党が合意したため、2日午前9時から予算委員会の集中審議が再開される見通しです。
国会議員や職員などの多くが「いつまで続くんだ」と漏らす国会審議は、2日も続くことになります。