河野大臣「接種加速化」と期待 大規模会場
17日から始まった、東京・大阪の大規模会場での新型コロナワクチン接種の予約は、18日朝までに2会場合わせて7万人近くが予約しました。
今月24日の大規模接種センター開設を控え、防衛省は17日から、最初の1週間分の予約を居住地を限定して開始しました。大阪の予約枠はすでに埋まっていますが、防衛省によりますと、東京は18日午前7時の時点で5万ある予約枠のうち4万4000が予約されているということです。
また、架空の接種券番号を入力しても予約ができてしまう問題について、岸防衛大臣は、市区町村コードなどについて正しい情報が入力されたか確認できるよう、システム改修を早急に実施する考えを示しました。その上で、不正な手段での予約は「ワクチンを無駄にしかねない悪質な行為」だとして、行わないようよびかけました。
一方、河野ワクチン接種担当大臣は、会見で、国が設置した東京・大阪以外にも30の自治体が大規模接種会場の設置を検討していることを明らかにしました。
河野大臣は、5月中にも開始する意向を示している自治体に対しサポートを行っていると述べた上で「ワクチン接種の加速化が進むのは間違いない」と期待感を示しました。