菅総理とEU「台湾海峡の平和」で認識一致
菅総理大臣は、テレビ会議形式でEU(=ヨーロッパ連合)との定期首脳協議を行い、「台湾海峡の平和と安定の重要性を強調し、両岸問題の平和的解決を促す」との認識で一致しました。
定期首脳協議で菅総理は、4月に公表されたインド太平洋における協力のためのEU戦略を歓迎することを述べ、EU側と「法の支配に基づく国際秩序を維持・強化することが重要であり、それを損なう行動に対して結束して声をあげていく必要がある」との認識で一致しました。
また、双方は、東シナ海や南シナ海の情勢について意見交換し、海警法を含む最近の中国の動向について深刻な懸念を表明しました。
さらに、「台湾海峡の平和と安定の重要性を強調し、両岸問題の平和的解決を促す」との認識でも一致しました。
また、菅総理は、世界の団結の象徴として、東京五輪の開催を実現する決意を伝えました。これに対し、フォンデアライエン委員長は「東京大会の開催を楽しみにしている」と応じたということです。