自民・山口選対委員長 政界引退を表明
自民党の山口泰明選挙対策委員長が会見し、次の衆議院選挙には立候補せず、政界を引退する考えを表明しました。
山口対委員長「急速に進むデジタル社会に対応できる新しい力・人材にこの国の未来を託したいと思うようになりました。来たるべき総選挙には出馬しないことを決意した次第であります」
山口委員長は「残された任期中、選対委員長として大変厳しいとされる総選挙を勝ち抜き、議員生活の総決算とする覚悟だ」と述べました。
自民党内からは次の選挙に出ない議員が選対委員長を務めることに疑問の声も上がっていますが、山口委員長は「逆に、候補者の調整も公平中立にできる」と話しました。
政界引退後は「国民のために尽くす議員を育てたい」と語り、政治塾を立ち上げる考えを示しました。