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“総裁選”各陣営が支持固めへの動き活発化

2021年9月6日 16:14
“総裁選”各陣営が支持固めへの動き活発化

自民党の総裁選挙をめぐり、各陣営が支持固めに向けた動きを活発化させています。

立候補の意向を固めた河野ワクチン担当大臣が、公務の合間を縫って支持を訴えるなど、各陣営の動きが活発化してきています。河野大臣は、自らが所属する派閥の幹部である甘利税調会長と会談しました。

甘利氏は河野氏支持に慎重な姿勢で、自ら説得に乗り出した形です。河野氏は、麻生派議員の支持を固めた上で立候補を表明したい考えで、立候補会見は今週後半とみられます。

立候補するか、まだ対応を決めていない石破元幹事長ですが、石破派幹部は「石破さんは悩んでいる」と語っています。

石破氏は4日、会談した二階幹事長から協力する姿勢を示されました。石破派幹部は「推薦人は、確保はできているのであとは、石破さん次第だ」と話しています。7日、派閥の会合で対応を協議する予定です。

一方、立候補を表明している岸田前政調会長は、日本テレビの番組で新型コロナウイルスの経口治療薬について、「政府が買い上げするくらいでないと開発は加速化できない」と述べました。

一方、野党4党は自民党に対し、あらためて臨時国会の召集を求めることで、一致しました。立憲民主党の安住国対委員長は「菅総理はコロナ対策に専念すると言っていた。臨時国会で質疑をするべきだ」と強調しました。