河野大臣、石破元幹事長に協力要請 総裁選
今週17日に告示される自民党の総裁選挙をめぐり、河野ワクチン担当大臣が石破元幹事長と会談し、協力を要請しました。
河野大臣は石破氏に対し、総裁選で「仮に当選した暁には挙党態勢を作りたい」などと協力を要請しました。これに対し石破氏は、返答はしなかったということです。
一方で自らが立候補するかについては、「さらに深く考えて結論を出したい」と述べました。今週15日の派閥の会合で態度を明らかにする予定です。
岸田前政調会長は会見で、総理大臣になった場合、靖国神社を参拝するか問われ、「尊崇の念の示し方はそれぞれが考えていくことだ。私が総理になれば立場に適切な尊崇の念の示し方を考えたい」として、明言を避けました。
また、高市前総務大臣は、北朝鮮が長距離巡航ミサイルの発射試験に成功したと発表したことについて、「日本も精密誘導ミサイルを持つべき時期にきている」「全く何の反撃も日本はしないとなると、抑止力そのものを持たない国になってしまう」と訴えました。
一方、立憲民主党の枝野代表が衆院選の公約を発表しました。選択的夫婦別姓の早期実現や、同性婚を可能にする法制度の実現を目指す、などとしています。
共産党・小池書記局長「(総裁選は)もうコップよりも小さい。おちょこの中くらいの争いでしかない。総裁選挙で名前が挙がっている人の誰になろうと、政治を変えることは期待できない」
小池書記局長は会見で、「安倍・菅政権を引き継がない方がいいという国民の思いに応えるのは政権交代だ。野党が結束して実現する」と強調しました。