総裁選告示 4候補が演説会“混戦模様”
自民党の総裁選挙が17日に告示され4人が立候補しました。4人の候補は、自民党本部で演説会にのぞみました。
河野ワクチン担当相「国民とともに笑い、国民とともに泣き、国民の思いや不安を受けとめ、国民に共感していただけるぬくもりのある社会をつくりたい」
河野氏は「コロナ対応を任せていただきたい」などと訴えました。
岸田前政調会長「私は昨年の総裁選挙に敗れました。力不足でした。しかし今回は違います。今の時代、求められているリーダ-は私であると」
岸田氏は「多様な声を真摯に受け止める寛容な政治を進める」と強調しました。
高市前総務相「祖先から受け継いだ精神文化とすぐれた価値を守りつつ、新たな挑戦を続け、美しく強く、成長する国、日本をつくり、次世代に確かな未来を送る責任があります」
高市氏は、「機動的な財政出動」や「大胆な危機管理投資」などを主張しました。
野田幹事長代行「女性、子供、高齢者、障害者など、弱い立場の人の視点も含めなくてはいけないというのも、誰もがわかる政治、目指しているからです」
野田氏は、女性閣僚を全体の半分にするなど多様性を訴えました。
立憲民主党・枝野代表「子供たちを守ることが、子供たちにとっても、全体としての感染を抑え込むという観点からも大変重要である」
立憲民主党は、子どもへの新型コロナ対策の強化へ緊急提言をまとめました。感染拡大地域の子供たちへの定期的なPCR検査の実施などが柱です。