党員・党友1位「河野氏に投票」自民総裁選
日本テレビは、自民党の党員・党友を対象に独自に電話調査を行い、総裁選挙で誰に投票するか、尋ねたところ、河野ワクチン担当大臣が40%で1位、岸田前政調会長が21%で2位でした。
電話調査は、全国の有権者のうち、自民党の党員・党友であると答えた人を対象に行ったものです。
今回の総裁選挙で誰に投票するか尋ねたところ、河野氏が40%でトップ、岸田氏が21%で続き、高市前総務大臣が15%、野田幹事長代行が5%でした。「まだ決めていない・わからない」との回答は19%でした。
一方、国会議員票の情勢について、日本テレビが取材したところ、18日午前の時点で支持が明らかになっている議員の数では、岸田氏が72人、河野氏が61人と激しく競り合っていて、高市氏が47人で続いています。野田氏は、推薦人20人からの支持の上積みを目指しています。まだ半数近くの議員が支持を明確にしていません。
このように国会議員票は分散しているほか、党員・党友票でも1位の河野氏が過半数を獲得できるかは微妙であることなどから、1回目の投票で過半数を得る候補者はおらず、現状では、上位2人による決選投票となる可能性が高くなっています。
ただ、党員・党友でも国会議員でもまだ態度を決めていない人は多く、討論などの選挙活動もこれから本格化することから、情勢は大きく変わる可能性もあります。
【日本テレビ緊急電話調査】
9月17・18日実施
全国の有権者のうち、自民党員・党友と答えた1010人が回答
調査協力:JX通信社