菅首相はニューヨークで開かれている国連総会でビデオメッセージの形で演説を行い、新型コロナウイルスの克服に全力を尽くす考えを示しました。

菅首相「感染症との闘いの切り札となる『ワクチンへの公平なアクセス』が世界中で確保されることは極めて重要です」

菅首相は、演説の中でワクチンを共同購入し公平に分配する国際的枠組み・ＣＯＶＡＸなどを通じ、合計６０００万回分をメドに各国にワクチンを提供することを明らかにしました。

また、グリーンで持続可能な社会の実現のため、２０３０年度に温室効果ガスを２０１３年度から４６％削減する目標を紹介した上で５０％削減に挑戦していく考えを示しました。

さらに日本が提唱するビジョン「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向け、戦略的に取り組んでいく考えを強調しました。