「危機意識欠如」首相と官房長官不在を批判
北朝鮮が19日、弾道ミサイルを発射した際、岸田首相と松野官房長官が衆議院選挙の演説などのため東京を離れていたことについて、野党は危機意識が欠如していると批判しました。
立憲民主党・枝野代表「ミサイルが飛んだとき、危機管理を担うべき2人が、2人とも東京にいない。危機管理に対する意識が足りないことを露呈したんじゃないでしょうか」
ミサイル発射後、岸田首相は午後の予定を一部切り上げて東京に戻りましたが、枝野代表は「一刻も早く戻るべきだった。危機意識が欠如している」と批判しました。
これに対し、岸田首相は「官房長官の代理として磯崎官房副長官が職務にあたっていた」「発射後、直ちに指示を出すなど連絡体制を維持し、危機管理において十分な態勢をとっていた」と話しました。