維新×国民 法案提出など国会運営で連携へ
衆議院選挙で議席を伸ばした日本維新の会と国民民主党の幹事長らが会談し今後、法案提出などの国会運営で連携していくことを確認しました。
日本維新の会と国民民主党の幹事長、国対委員長が会談するのは初めてで、同じ方向性の政策については、両党が国会対応で連携していくことで合意しました。
日本維新の会・馬場幹事長
「両党で合意できる、政策、法案、予算等についてですね。共同して提出、また議論、そういうものをやっていこうと」
国民民主党・榛葉幹事長
「しっかりと維新さんとも連携をして、立法作業に汗を流していきたい」
両党は、来月召集される見通しの臨時国会に向けて、国会議員の給与を2割削減する法案やガソリン価格が高騰した際に、ガソリン税などを引き下げる法案を共同提出することで合意しました。
また、憲法審査会について、定期的な開催を目指し、積極的に議論する考えで一致しました。
国民民主党は先週立憲民主党や共産党と共にしてきた、国会運営で協力する枠組みから離脱する方針を決定しています。今後、維新、国民の連携が進めば、憲法改正を含む与野党間の論議のあり方に影響を与えそうです。