【図解】国葬費用全体の概算は約16億6000万円に…内訳は?
今月27日に行われる安倍元首相の国葬。6日、政府は費用について現時点では全体で約16億6000万円にのぼる見通しであると発表しました。
松野官房長官が会見で明らかにした経費の内訳は以下の通りです。
■会場の設営費など式典の経費として約2.5億円
■警備に要する経費として約8億円(このうち、全国の警察から派遣される応援部隊の旅費、手当等で約5億円・装備の借り上げ等で約3億円)
■海外要人の接遇に要する経費として約6億円(このうち、要人の車両の手配や空港での受け入れ態勢の構築等で約5億円・要員として一時帰国させる在外公館職員の旅費で約1億円)
■自衛隊の儀仗(ぎじょう)隊等の車両借り上げ費等として約0.1億円
6日、首相官邸で取材に応じた岸田首相は、実施前に費用を明らかにした理由について、「丁寧な説明を尽くすという観点や各国から様々な連絡がくるなど状況が少しずつ明らかになった」と述べました。