岸田首相が陳謝「おわびを申し上げなければならない」 “税金滞納”で神田財務副大臣が辞任
神田財務副大臣が過去に税金を滞納していた問題で辞任したことについて、岸田首相は「おわびを申し上げなければならない」と陳謝しました。
岸田首相「政治というのは結果責任であります。財務副大臣が着任してから間を置かずして、こうして辞任に至ったということについて、国民の皆様方におわびを申し上げなければならないと思っています」
岸田首相はまた、自身の任命責任について「重く受け止めている」と述べた上で、「政府一丸となって、緊張感を持って、職責を果たしていくことで、国民の信頼回復につなげていく」と強調しました。
財務副大臣の後任には、自民党の赤沢亮正衆議院議員が起用されました。
神田氏の辞任は事実上、更迭ですが、与党幹部からも「遅かった」と首相らの対応を批判する声が上がっています。
これで、政務三役の交代は9月の内閣改造後3人目で、岸田政権の求心力が低下する中で、さらなるダメージとなっています。