自衛隊の輸送機3機、ジブチに到着 スーダンの日本人ら退避へ
スーダンに滞在する日本人らを退避させるため、日本を出発したC130輸送機など3機が周辺国のジブチに到着しました。
防衛省によりますと、スーダンに滞在する日本人らを退避させるため日本を出発した航空自衛隊のC130輸送機、C2輸送機、KC767空中給油・輸送機は、日本時間の23日未明までにジブチに到着したということです。現地で待機することになっています。
スーダンには19日時点で大使館員を含め、およそ60人の日本人が滞在しています。政府関係者によりますと、早ければ日本時間の23日にも、国連がスーダンの首都ハルツームから日本人らをスーダン国内の港まで退避させ、その後、自衛隊の船などで、ジブチに退避させる案が検討されているということです。ジブチからは自衛隊の輸送機で日本に輸送します。
ただ、現地では停戦合意後も銃声や爆発音が続いていて、退避が順調に進むのか見通せない状況です。