日独首脳が対面で初会談 対ロシア、対中国で連携へ
岸田首相は、来日したドイツのショルツ首相と首脳会談を行っています。
岸田首相とショルツ首相はともに去年、就任していて、対面での会談は初めてです。
ドイツは今年のG7の議長国で、両首脳は6月のサミットを前に、ロシアによるウクライナ侵攻への対応について話し合っているものとみられます。
また、来年はG7の議長国を日本が引き継ぐこともあり、岸田首相は、ショルツ首相と緊密な連携を確認する方針です。
一方、ドイツには、中国が海洋進出を強めていることなどから、中国重視の政策を見直して、日本との関係を強めようとの動きも出ています。岸田首相も、中国などを念頭にドイツとの協力を強化したい考えです。