藤井裕久元衆議院議員が死去 90歳 財務相などを歴任
財務相などを歴任した藤井裕久元衆議院議員が都内の自宅で亡くなりました。90歳でした。
藤井氏は大蔵官僚出身、1977年の参議院選挙で自民党から初当選しました。
1990年に衆議院に転じ、93年には小沢一郎氏らと政治改革を唱えて自民党を離党し新生党を結成、「非自民」勢力による細川護煕内閣で大蔵相に就任しました。
その後、新進党、自由党を経て民主党に合流し、2009年に発足した民主党の鳩山由紀夫内閣で財務相に就任しました。
社会保障政策や雇用政策の充実を一貫して主張し、2012年に政界を引退してからも、野党の「ご意見番」として活発な言論を続けていました。