立憲・野田代表 旧安倍派議員ら非公認を追及 石破首相の所信表明演説に対する代表質問
国会では、石破首相の所信表明演説に対する代表質問が行われ、立憲民主党は野田代表自らが質問に立ちました。中継です。
立憲民主党の野田代表は石破首相が決断した旧安倍派議員らの非公認について、国民の理解は得られないと追及しました。
立憲民主党・野田代表「相当程度に非公認が生じるのではなく大半が公認されるのではないでしょうか。公認をして、党として、お墨つきを与えるわけですよね。 この公認が本当に国民の理解を 得ることができるかどうか、よくお考えをいただきたいというふうに思います」
石破首相「昨日、自民党総裁として公表した方針に基づき、公認に向けた手続きを進めているところであり、現時点において、 公認となる方が誰かは具体的に確定はいたしておりません」
野田代表はまた、自民党総裁選で多くの候補者が政策活動費の廃止を主張したことをふまえ、政治資金規正法の再改正をすべきと迫りました。
野田代表「(6月改正の規正法は)中身もすかすかです。ざるだらけです。ざる法です。 天下のざる法です。天ざると呼んでいます。政策活動費の廃止などを実現するよう、政治資金規正法の再改正をすべきではありませんか」
石破首相「まず、改正政治資金規正法、徹底的に順守しますとともに、政治資金に関する独立性の担保された機関の在り方など、 残された課題の検討を着実に進め、その課題についての結論を得ていくことが重要と考えております」
また、野田代表はアジア版NATOの構想について、「日米同盟を混乱させかねない。 唐突で、非現実的だ」と批判しましたが、石破首相は「一朝一夕で実現するとは考えていない」と述べただけでした。