先月の記録的な大雨を受け、佐竹知事は、6日、岸田総理と面会し、被害への支援を求めました。

岸田総理は激甚災害へ指定する見通しを示し、政府としても早期復旧に取り組む姿勢を示しました。

6日午後5時過ぎに総理官邸を訪れた、佐竹知事。

激甚災害への早期指定や、道路など公共土木施設の復旧支援など、12項目からなる要望書を岸田総理に手渡しました。

佐竹知事
「一級河川の子吉川、これがですね、決壊したんです。いろんな面でこれからですね、県・市町村、がんばっていますが、ぜひ国の方から絶大なるご支援を賜りたいと思いますので、よろしくお願いいます」

岸田首相
「全国を対象とした激甚災害、いわゆる本激として、指定に向けた作業を進めてまいりたいと思います」

激甚災害に指定されると、復旧事業に対する国の補助率が上がります。

佐竹知事は「被害が大きいと国庫補助があっても自治体の財政負担は莫大になる。そういう点も十分に検討して欲しい」と岸田総理に訴えました。