【衆院選2024】秋田3区立候補予定者の顔ぶれと思いは
衆議院選挙 秋田3区からは4人が立候補を予定しています。自民党の前の議員に、元議員1人と新人2人が挑む構図となる見込みです。
秋田3区には自民党の前の議員、御法川信英氏60歳と元衆議院議員で国民民主党から立候補する村岡敏英氏64歳、共産党の新人藤田和久氏75歳と立憲民主党の新人小川幾代氏39歳の4人が立候補を予定しています。
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御法川信英氏 国政報告
「62本内閣から法律を出させていただいて、61本 1本残して全部今回は法律は通した。そういう意味では満足のいく結果、国会としてはですねあったかなと」
今年6月、自民党の県連大会で与野党間の調整役を担う党の国会対策委員長代理としての実績をアピールした御法川信英氏。
一方、県連会長としての挨拶では政治と金の問題で土下座して謝罪し「解党的な出直しをしなくてはいけない」と述べました。
それから3か月余り、石破政権発足後、初めての週末だった今月5日、御法川氏は湯沢市のイベントであいさつに立ちました。
御法川氏
「地方創生の一つのかぎは私は食だと思っております。食べることの食。」
地盤でもある県の内陸南部から多くの人が集まるイベントで湯沢市特産のうどんを味わいながら、有権者と言葉を交わしました。
政治活動のテーマの一つに「秋田の農業の活性化」を掲げている御法川氏。若者が希望を持って農業に取り組める環境づくりを推進すると訴え、7回目の当選を目指します。
御法川氏
「政策的なこと、いろいろ言いたいことあるんですけれども、何よりもやっぱり大事なのは、政治の信頼ということに対して国民、有権者の皆様からこの信頼をどうやって取り戻すことができるかというのは、大事な大事な課題だと私は思っておりますので、この部分についてしっかりと訴えていきたいというふうに思ってます」
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国民民主党公認で出馬する元衆議院議員の村岡敏英氏は先月、玉木代表と湯沢市を訪れました。
海外で需要が高まっているコメの輸出に挑戦したいと言う農家の声に耳を傾けます。
村岡敏英氏「コメのだぶつきなるとか、それは避けたいから、その部分、超えた分は輸出回すど」
農家「(国に)それやってほしい。ま、今そういう仕組みあるけどもな」
村岡氏「全部コメにした方が得意な分野でやれるからですな」
玉木雄一郎代表「60キロ5000、6000円でつくれたらそれは(輸出)いけますよ。」
農家「だいたい今の情勢から見るとよ半分な」
玉木代表「半分ね、コスト半分やね」
村岡氏は「農家の所得向上」が地域経済の再生につながる重要な施策の1つだと訴えます。
村岡氏
「秋田の生産農家の人をぜひ見ていただきたい。それぞれが相当な努力を積み重ねています。研究もしています。若い人たちが担い手として入ってきてるところもあります。その農業をきちんと再生していくことは、秋田にも再生にもなる。また地方の再生につながるという思いで・・・」
村岡氏が衆議院選挙に出馬するのは今回で6回目です。維新の党公認で出馬し、比例で復活当選した2014年以来3回目の当選を目指しています。
農業所得の向上のほか、自然エネルギーを活用した脱炭素の社会づくりを進め、秋田の成長につなげていきたい考えです。
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大仙市の元市議会議員で共産党の藤田和久氏。衆院選の公示を5日後に控えた10日も新聞配達に汗を流していました。
藤田和久氏「これ日曜版、共産党で出してる週1回の新聞です。(配達は)40、50年うん、50年までいかねか、45年くらい(続けてる)。」
藤田氏は今回の選挙で「大企業優遇の自民党の政治から脱却し、市民の暮らしを優先するべきだ」と訴えます。
藤田氏
「米価が安くて困ったなってことは言われた。何回言われたか分からない。人によってはね、食料は防衛の一部なんて人もいるしさ、安全保障の一部だって人もいる訳よ。だからそれならちゃんと国で管理しなきゃだめだと思います」
長年新聞配達を続けているのは自らの足で地域を回り住民の声を直接聞くためです。
住民「普段通りやってれば一番いいことで」
藤田「畑はいっぺやってる?」
住民「なんもやってねっす。田んぼもほら今大きくなってみんなさ任せてるから」
生活の実情を聞き取り、日々の活動にいかしていくのが藤田氏のスタイルです。
藤田氏
「大企業にも政府にもきちっと物言えるのは共産党しかないし、対案も国民本位の対案をきちっと考えてやってるということを分かってもらいたいと思います。」
大規模な後援会組織や企業などの支援はありませんが、地道に一人ひとりに声をかけながら党の政策の浸透を図っていくことにしています。
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小川幾代氏
「声を上げたくても上げることができない。その方法も分からない。そしていつも悩みを抱えて苦しんでいる人、そういった人は権力から一番遠い人であるというのも感じたこの3年間した。」
由利本荘市の元市議会議員で、立憲民主党の小川幾代氏は初めて国政選挙に挑みます。
古い政治との決別や格差是正など3つの重点政策を掲げています。
市議会議員として子育て支援や女性の社会進出に力を入れてきたという小川氏。
県内の小選挙区で立候補を予定している11人の中で、唯一の女性です。
小川氏
「やったことがないので、これまで私、衆院選もちろん無いので、今までと比べようが無いと言ったところでは、未知の世界に飛び込む意味では、その大変さ…大変だけどやらなきゃないことみたいな」
小川氏は人口減少対策の1つとして、男女の賃金格差を是正し、女性の自立を促していきたいと話します。
小川氏
「何かご要望ありましたら子育て世代の声聞きたいと思っていましたので、いつでもご連絡いただければ。」「子育てに費用が掛かりすぎる。教育費が高い。そういう切実な思いも聞いておりましたので、そういったところもしっかりと訴えていかなければならないと思っておりました」
また小川氏は党の公約でもある「選択的夫婦別姓」の早期実現や政策活動費の廃止などを訴えていくことにしています。
衆議院選挙が公示されるのは3連休明けの15日で、12日間の選挙戦がスタートします。
秋田3区には自民党の前の議員、御法川信英氏60歳と元衆議院議員で国民民主党から立候補する村岡敏英氏64歳、共産党の新人藤田和久氏75歳と立憲民主党の新人小川幾代氏39歳の4人が立候補を予定しています。
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御法川信英氏 国政報告
「62本内閣から法律を出させていただいて、61本 1本残して全部今回は法律は通した。そういう意味では満足のいく結果、国会としてはですねあったかなと」
今年6月、自民党の県連大会で与野党間の調整役を担う党の国会対策委員長代理としての実績をアピールした御法川信英氏。
一方、県連会長としての挨拶では政治と金の問題で土下座して謝罪し「解党的な出直しをしなくてはいけない」と述べました。
それから3か月余り、石破政権発足後、初めての週末だった今月5日、御法川氏は湯沢市のイベントであいさつに立ちました。
御法川氏
「地方創生の一つのかぎは私は食だと思っております。食べることの食。」
地盤でもある県の内陸南部から多くの人が集まるイベントで湯沢市特産のうどんを味わいながら、有権者と言葉を交わしました。
政治活動のテーマの一つに「秋田の農業の活性化」を掲げている御法川氏。若者が希望を持って農業に取り組める環境づくりを推進すると訴え、7回目の当選を目指します。
御法川氏
「政策的なこと、いろいろ言いたいことあるんですけれども、何よりもやっぱり大事なのは、政治の信頼ということに対して国民、有権者の皆様からこの信頼をどうやって取り戻すことができるかというのは、大事な大事な課題だと私は思っておりますので、この部分についてしっかりと訴えていきたいというふうに思ってます」
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国民民主党公認で出馬する元衆議院議員の村岡敏英氏は先月、玉木代表と湯沢市を訪れました。
海外で需要が高まっているコメの輸出に挑戦したいと言う農家の声に耳を傾けます。
村岡敏英氏「コメのだぶつきなるとか、それは避けたいから、その部分、超えた分は輸出回すど」
農家「(国に)それやってほしい。ま、今そういう仕組みあるけどもな」
村岡氏「全部コメにした方が得意な分野でやれるからですな」
玉木雄一郎代表「60キロ5000、6000円でつくれたらそれは(輸出)いけますよ。」
農家「だいたい今の情勢から見るとよ半分な」
玉木代表「半分ね、コスト半分やね」
村岡氏は「農家の所得向上」が地域経済の再生につながる重要な施策の1つだと訴えます。
村岡氏
「秋田の生産農家の人をぜひ見ていただきたい。それぞれが相当な努力を積み重ねています。研究もしています。若い人たちが担い手として入ってきてるところもあります。その農業をきちんと再生していくことは、秋田にも再生にもなる。また地方の再生につながるという思いで・・・」
村岡氏が衆議院選挙に出馬するのは今回で6回目です。維新の党公認で出馬し、比例で復活当選した2014年以来3回目の当選を目指しています。
農業所得の向上のほか、自然エネルギーを活用した脱炭素の社会づくりを進め、秋田の成長につなげていきたい考えです。
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大仙市の元市議会議員で共産党の藤田和久氏。衆院選の公示を5日後に控えた10日も新聞配達に汗を流していました。
藤田和久氏「これ日曜版、共産党で出してる週1回の新聞です。(配達は)40、50年うん、50年までいかねか、45年くらい(続けてる)。」
藤田氏は今回の選挙で「大企業優遇の自民党の政治から脱却し、市民の暮らしを優先するべきだ」と訴えます。
藤田氏
「米価が安くて困ったなってことは言われた。何回言われたか分からない。人によってはね、食料は防衛の一部なんて人もいるしさ、安全保障の一部だって人もいる訳よ。だからそれならちゃんと国で管理しなきゃだめだと思います」
長年新聞配達を続けているのは自らの足で地域を回り住民の声を直接聞くためです。
住民「普段通りやってれば一番いいことで」
藤田「畑はいっぺやってる?」
住民「なんもやってねっす。田んぼもほら今大きくなってみんなさ任せてるから」
生活の実情を聞き取り、日々の活動にいかしていくのが藤田氏のスタイルです。
藤田氏
「大企業にも政府にもきちっと物言えるのは共産党しかないし、対案も国民本位の対案をきちっと考えてやってるということを分かってもらいたいと思います。」
大規模な後援会組織や企業などの支援はありませんが、地道に一人ひとりに声をかけながら党の政策の浸透を図っていくことにしています。
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小川幾代氏
「声を上げたくても上げることができない。その方法も分からない。そしていつも悩みを抱えて苦しんでいる人、そういった人は権力から一番遠い人であるというのも感じたこの3年間した。」
由利本荘市の元市議会議員で、立憲民主党の小川幾代氏は初めて国政選挙に挑みます。
古い政治との決別や格差是正など3つの重点政策を掲げています。
市議会議員として子育て支援や女性の社会進出に力を入れてきたという小川氏。
県内の小選挙区で立候補を予定している11人の中で、唯一の女性です。
小川氏
「やったことがないので、これまで私、衆院選もちろん無いので、今までと比べようが無いと言ったところでは、未知の世界に飛び込む意味では、その大変さ…大変だけどやらなきゃないことみたいな」
小川氏は人口減少対策の1つとして、男女の賃金格差を是正し、女性の自立を促していきたいと話します。
小川氏
「何かご要望ありましたら子育て世代の声聞きたいと思っていましたので、いつでもご連絡いただければ。」「子育てに費用が掛かりすぎる。教育費が高い。そういう切実な思いも聞いておりましたので、そういったところもしっかりと訴えていかなければならないと思っておりました」
また小川氏は党の公約でもある「選択的夫婦別姓」の早期実現や政策活動費の廃止などを訴えていくことにしています。
衆議院選挙が公示されるのは3連休明けの15日で、12日間の選挙戦がスタートします。
最終更新日:2024年10月11日 20:22