参議院選挙の応援演説中に銃撃され亡くなった安倍元総理大臣の通夜が11日に東京・港区の増上寺で行われ、およそ2500人が弔問に訪れました。

通夜には、岸田総理大臣をはじめ、菅前総理や麻生副総裁、二階元幹事長など、安倍政権を支えた多くの国会議員に加え、アメリカのイエレン財務長官ら外国政府要人や大使など、およそ2500人が参列しました。

会場の周辺では多くの警察官が警備にあたり、大勢の報道陣に気づき足をとめた一般市民にも声をかけるなど、厳戒態勢をとっていました。

12日は午後に告別式が行われ、その後、ひつぎを乗せた車が総理大臣官邸や、国会議事堂の周辺を巡る予定です。

なお、東京・永田町の自民党本部前にも記帳台と献花台が今週金曜日（15日）まで設けられています。