自民党派閥の裏金事件をめぐり、参考人として衆議院予算委員会への出席を求められている旧安倍派の会計責任者が、出席しない意向を衆議院に伝えたことがわかりました。

旧安倍派の会計責任者をめぐっては、先月30日に行われた衆議院予算委員会で、参考人招致することを野党の賛成多数で議決していました。

予算委員会は会計責任者に対し、今月10日をめどに出席するよう求めていましたが、野党幹部によりますと出席しない意向を伝えてきたということです。

4日の予算委員会の理事会で正式に報告される予定ですが、出席は任意のため、参考人招致は実現しない見通しです。