岸田首相「国民の信頼を回復しなければならない」相次ぐ政務三役の辞任受け閣僚らに呼びかけ
9月の内閣改造後、政務三役3人が相次いで辞任したことを受け、岸田首相は閣議で「国民の信頼を回復しなければならない」と閣僚らに呼びかけました。
松村国家公安委員長
「(岸田首相から)なお一層、こういう時こそ一致結束をして頑張らねばならない。国民の信頼を回復せねばならないと、このような指示が出たところであります」
神田前財務副大臣など政務三役の辞任が相次いだことについて松野官房長官は、「重く受け止め一層の緊張感を持って、職務に当たっていく」と強調しました。
岸田首相は14日昼、公明党の山口代表と会談し辞任が相次いだことなどについて「大変申し訳ない。体制を立て直して頑張る」と陳謝したということです。これに対し山口代表は「誠に遺憾。襟を正して政府与党として臨みたい」と伝えました。
また、自民党の森山総務会長は会見で「3人続けて辞任するという極めて異常な状態」と述べるなど政権運営に対する厳しい指摘が出ています。