松野長官“中露に重大な懸念” 両国の爆撃機が日本海などで共同飛行
中国とロシアの爆撃機が、日本海などで共同飛行を実施したことについて松野官房長官は、中国とロシア両国に対し、重大な懸念を伝えたと明らかにしました。
防衛省によりますと、中国とロシアの爆撃機は先月30日、日本海や東シナ海の上空などで長距離にわたる共同飛行を実施しました。航空自衛隊の戦闘機が緊急発進し、対応したということです。
松野官房長官「我が国に対する示威行動を明確に意図したものであり、我が国の安全保障上、重大な懸念と考えています」
松野官房長官は、中国とロシア両国に対し、外交ルートを通じて重大な懸念を伝えたことを明らかにした上で、引き続き、両国の連携強化の動きを注視する考えを示しました。