ロシアとウクライナが捕虜交換 UAEで両国が協議か
ロシアとウクライナは24日、50人ずつの捕虜交換を行いました。一部の報道機関が、関係筋の話として、UAE(=アラブ首長国連邦)の仲介で両国が協議していたと報じていました。
ロシア国防省は24日、「交渉の結果、50人のロシア軍人がウクライナから帰還した」と発表しました。50人対50人の交換だとしています。
これに先立ってロイター通信は、関係筋の話として、「ロシアとウクライナの代表が17日にUAEで会談し、捕虜交換やロシアからの肥料用アンモニアの輸出再開について協議した」と報じていました。この情報についてロシア大統領府のペスコフ報道官は、「何も知らない。何も言えない。初めて聞いた」と話しましたが、肯定も否定もしませんでした。
プーチン大統領は10月にも、UAEの大統領とサンクトペテルブルクで会談していて、「調停努力に感謝している」と述べていました。