自民党の茂木幹事長は日本テレビの番組に出演し、憲法改正について、「タイミングについていつまでと申し上げる段階にないが、できるだけ早く」と述べました。

今回の参議院選挙で、憲法改正に前向きな自民党、公明党、日本維新の会、国民民主党などのいわゆる「改憲勢力」が改憲の発議に必要な3分の2議席に届く見通しとなっています。

自民党の茂木幹事長は10日午後9時半ごろ、日本テレビの番組に出演し、憲法改正を行う時期をめぐり「タイミングについて具体的にいつまでと申し上げる段階にないが、できるだけ早く」と述べました。その上で、「実際に発議するために何を優先的に改正をしていくのか、どういうタイミングでやるのか、スケジュール感も含めて、主要政党間でスケジュール感を共有していくことが大切だ」と強調しました。

一方、自民党と公明党の連携について問われると、「全体で見て、自公の連携、選挙の連携は非常にうまくいったと思っている」と述べました。さらに、「この後の自公の連立政権が要になってくる」と話し、自公の連携をしっかり進めたい考えを示しました。