エマニュエル次期駐日米大使 岸田首相を表敬訪問 同盟強化に向け緊密な連携を確認
新たに着任したエマニュエル次期駐日アメリカ大使が岸田首相を表敬訪問し、日米同盟の強化に向け緊密に連携していくことを確認しました。
岸田首相「バイデン大統領の信任の厚い大使をお迎えできたことは、まさに今の日米同盟の絆の強さを象徴するものであると受け止めています。是非大使には一層の日米関係の前進のためにご活躍をいただければと期待をしています」
一方、エマニュエル大使は岸田首相が掲げる経済政策を支持し、緊密に連携していく考えを示しました。
また、在日アメリカ軍が出国前の検査を免除していた問題で、林外相は3日、在日アメリカ軍から、日本政府が問題を認識したと説明している去年12月24日より前に「外務省に通知していたとの認識である」との説明があったと明らかにしました。
これに対し外務省は「そのような認識はもっていなかった」と改めて明確にしたということです。
林外相は、認識に齟齬(そご)が生じたことについて「外務省の取り組みに不十分な点があったことは否定できず、真摯に受け止める」と述べました。