海自ヘリ事故、行方不明の隊員7人を死亡と判断
今年4月に発生した海上自衛隊のヘリコプター2機の墜落事故について、防衛省は11日、行方不明の隊員7人について死亡と判断したと発表しました。
この事故は今年4月、伊豆諸島沖で夜間の訓練中に、2機の哨戒ヘリコプターが衝突し墜落したもので、隊員1人の死亡が確認され、7人が行方不明となっていました。
今回の判断により、搭乗していた8人全員が亡くなったことになります。
今月下旬、墜落した2機が所属する長崎県の大村航空基地と、徳島県の小松島航空基地で、それぞれ葬送式を行うということです。
木原防衛相は「このような状況にいたり、誠に残念。大切な肉親を亡くされたご家族のことを思うと、断腸の思い」と述べました。
捜索活動は今後も継続するということです。