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立憲“細田議長の不信任案”近く提出の方針

2022年6月6日 23:58
立憲“細田議長の不信任案”近く提出の方針

来週15日に国会の会期末が迫る中、立憲民主党は近く細田衆議院議長への不信任決議案を提出する方針で調整を進めています。

立憲民主党・泉代表「(細田衆院議長が)三権の長の人物としてふさわしいものなのかということは、もうかなり広がっております。我々としても、しかるべく判断をしていかなければいけないという局面も、近づいているのかと思います」

立憲民主党は細田議長について、セクハラ発言を繰り返していると週刊文春に報じられているほか、過去に問題発言を繰り返しているとして、近く、不信任案を提出する方針です。

当初は、7日にも提出する考えでしたが、日本維新の会や国民民主党が慎重な立場であることから、7日、改めて野党各党に理解を求めることにしています。

立憲はまた、岸田内閣の物価高騰対策が不十分だなどとして、岸田内閣の不信任決議案も提出する方針を固めました。

これに対し、岸田総理大臣は自民党の役員会で、「野党は不信任案、問責と政局至上主義で、いろいろ言っている。しかし、与党として有事ともいえる状況の中で、国民を守るという一点は譲れない。毅然(きぜん)として対応していく」と述べました。