外務省 ケアンズ領事事務所の男性所長 懲戒免職
オーストラリアにある日本の領事事務所の所長が、国家公務員としてふさわしくない行為を行ったとして、外務省は16日付でこの所長を懲戒免職処分としました。
懲戒免職となったのはオーストラリアのケアンズにある領事事務所の松田恒規所長(61歳)です。
懲戒免職の理由について外務省は「国家公務員としての信用を損ない、国民全体の奉仕者たるにふさわしくない行為を行った」と説明していますが、「被害者のプライバシーに関わるため詳細の公表は控える」としています。
外務省は「本件を厳粛に受け止めており、 引き続き、省内における綱紀の粛正に一層努める考えだ」とコメントしています。