林官房長官「被害の拡大防止図っている」 小林製薬“紅麹”健康被害
小林製薬が製造販売する紅麹を原料とする商品を摂取した人に健康被害が起きていることを受け、林官房長官は「原因究明と自主回収の実施など被害の拡大防止を図っている」と述べました。
大阪市に本社がある小林製薬が製造販売する紅麹を原料とする商品を摂取した人が腎臓の病気などを発症した問題を受け、林官房長官は25日朝の記者会見で「原因究明や商品の自主回収が適切に進められるよう、大阪市の保健所が当該企業に指導している」との認識を示しました。
また、厚生労働省は全国の自治体に対し、紅麹を原料とする商品について健康被害情報があれば、報告するよう求めているということです。
また、林長官は「大阪市と連携し、原因の究明と適切な自主回収など、健康被害の拡大防止を図っている」と述べました。