小林製薬“紅麹サプリ”を自主回収 腎臓疾患など13人が健康被害、うち6人は透析が必要となるなどして入院
「小林製薬」は販売していたサプリメントを摂取した人が、腎臓の疾患を発症したとして商品を自主回収すると発表しました。
小林製薬によりますと、ことし1月、サプリメントの「紅麹コレステヘルプ」を摂取した人が腎臓の疾患を発症したと医療機関から報告があったということです。
その後、40代から70代のあわせて13人の男女から健康被害の報告が寄せられ、このうち、6人が透析が必要となるなどして入院したということです。
原料の紅麹を調べたところ、製造の際には想定していなかった成分が検出されたということですが、それが腎臓の疾患につながったかどうかは調査中だとしています。
小林製薬は、紅麹の関連製品を自主回収していて、「製品の使用を中止してほしい」と呼びかけています。