はしかワクチン「小児科へ優先を」厚労省が通知 広がるはしか感染受け
広がるはしかの感染により、ワクチンの需要が高まっていることから厚生労働省は、はしかワクチンの小児科への優先的な供給などを販売業者に求めました。
はしかは極めて高い感染力を持つため、予防接種が最も有効な予防法とされていています。
国内では「定期接種」として、1歳児と小学校入学前の1年間のタイミングで、ワクチンを公費で2回、接種できるようになっていますが、ワクチン需要が高まる中で、まず子どもの「定期接種」を確実に実施するために、厚労省は22日までに、小児科などへの優先的なワクチン供給を行うよう通知しました。
厚労省は、現時点では、ワクチンは前年と同程度、供給されているとした上で、「まずは免疫をまったくもっていない子どもに確実に基礎免疫をつけてもらいたい」としています。