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“今なら勝てる”と判断か…立憲・蓮舫氏 都知事選に立候補の意向 掲げたのは「反自民、非小池都政」

2024年5月28日 5:55
“今なら勝てる”と判断か…立憲・蓮舫氏 都知事選に立候補の意向 掲げたのは「反自民、非小池都政」
立憲民主党の蓮舫参議院議員が、今年7月に迫っている東京都知事選挙に立候補する意向を表明しました。“今なら勝てる”と判断したとみられ、掲げたのは「反自民党、非小池都政」でした。

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27日午後2時ごろ、立憲民主党の蓮舫参議院議員は、勝負服のまっ白なスーツに、笑みを浮かべて会見場に現れました。

立憲民主党 蓮舫参院議員(56)
「私、蓮舫は、この夏予定されている東京都知事選挙に立候補いたします」

東京都知事選挙への立候補の意向を表明すると、矛先を向けたのは…

立憲民主党 蓮舫参院議員(56)
「裏金議員、政治と金の自民党。この自民党政治の延命に手を貸す小池都政をリセットしてほしい。この8年間の彼女の功績・実績はどうでしょうか」

「7つのゼロ公約、どこにいったんでしょうか。介護離職、残業、都道電柱、多摩格差、満員電車、どれもゼロにはなっていません」

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報道キャスターから国会議員に転身した、蓮舫氏─。

蓮舫氏(2009年)
「これ世界一になる理由は、何があるんでしょうか。2位じゃダメなんでしょうか」

民主党政権下で行われた「事業仕分け」では、仕分け人を務め、“仕分けの女王”の異名をとりました。

過去にはこんなモノまで…。蓮舫氏の「厳しい追及」を体験できる、「VR蓮舫」です。

(VR蓮舫の映像より、2017年)
「本物の蓮舫です。イエスかノーかで、私に答えてください!」
「残念ながら、あなたの答弁には納得ができません!」

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8年前の2016年には…

──(都知事選で)名前が挙がっていますが?

蓮舫氏
「考えています」

都知事選への出馬を検討しましたが「国政にこだわりたい」として見送りました。

このとき初当選した小池都知事と顔を合わせると…

蓮舫氏(2016年9月)
「時差でお疲れのところ、申し訳ありません」

小池氏
「年中ぼけてますから」

蓮舫氏
「いえいえそんなこと、いつも光ってますよ」

どことなく緊張感が漂っていました。

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立憲民主党 蓮舫参院議員(27日、午後2時ごろ)
「反自民党政治、非小池都政。私は東京都知事選に、この姿勢で臨みたいと思います」

なぜ今回は出馬に踏み切ったのでしょうか─。

まず裏金事件での自民党への逆風。先月末の衆院補選での3敗に続き、26日は静岡県知事選挙でも、自民党が推薦した候補が敗れました。

2つめは、小池都知事への逆風。4月に行われた衆議院の東京15区の補選で、小池知事が支援した乙武氏が惨敗。さらに、目黒区長選挙でも都民ファーストなどが推薦した候補者が敗れ、立憲幹部は「小池都知事の人気に陰りがみえてきた」と分析しています。

蓮舫氏サイドは“今なら勝てる”と判断したとみられます。

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27日、視察先の八丈島で、蓮舫氏について問われた小池都知事は…

小池都知事(71)
「きょう報道で出馬されるということをうかがって、それ以上詳しくは存じ上げていない」

小池都知事は、今月29日からの都議会の定例会で、正式に立候補を表明する方向で調整しているということです。

すでに出馬を表明している、広島県安芸高田市の石丸伸二市長は…

──(蓮舫氏と)自身との違いは?

広島・安芸高田市 石丸伸二市長(41)
「違いですか? まったく違いますね」
「世界で一番住みやすい街。(私は)それが目指せるし、かなえられると」

このほか、20人以上が立候補を表明しています。

(5月27日放送『news zero』より)