“今なら勝てる”と判断か…立憲・蓮舫氏 都知事選に立候補の意向 掲げたのは「反自民、非小池都政」
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27日午後2時ごろ、立憲民主党の蓮舫参議院議員は、勝負服のまっ白なスーツに、笑みを浮かべて会見場に現れました。
立憲民主党 蓮舫参院議員(56)
「私、蓮舫は、この夏予定されている東京都知事選挙に立候補いたします」
東京都知事選挙への立候補の意向を表明すると、矛先を向けたのは…
立憲民主党 蓮舫参院議員(56)
「裏金議員、政治と金の自民党。この自民党政治の延命に手を貸す小池都政をリセットしてほしい。この8年間の彼女の功績・実績はどうでしょうか」
「7つのゼロ公約、どこにいったんでしょうか。介護離職、残業、都道電柱、多摩格差、満員電車、どれもゼロにはなっていません」
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報道キャスターから国会議員に転身した、蓮舫氏─。
蓮舫氏(2009年)
「これ世界一になる理由は、何があるんでしょうか。2位じゃダメなんでしょうか」
民主党政権下で行われた「事業仕分け」では、仕分け人を務め、“仕分けの女王”の異名をとりました。
過去にはこんなモノまで…。蓮舫氏の「厳しい追及」を体験できる、「VR蓮舫」です。
(VR蓮舫の映像より、2017年)
「本物の蓮舫です。イエスかノーかで、私に答えてください!」
「残念ながら、あなたの答弁には納得ができません!」
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8年前の2016年には…
──(都知事選で)名前が挙がっていますが?
蓮舫氏
「考えています」
都知事選への出馬を検討しましたが「国政にこだわりたい」として見送りました。
このとき初当選した小池都知事と顔を合わせると…
蓮舫氏(2016年9月)
「時差でお疲れのところ、申し訳ありません」
小池氏
「年中ぼけてますから」
蓮舫氏
「いえいえそんなこと、いつも光ってますよ」
どことなく緊張感が漂っていました。
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立憲民主党 蓮舫参院議員(27日、午後2時ごろ)
「反自民党政治、非小池都政。私は東京都知事選に、この姿勢で臨みたいと思います」