岸田総理 国家公務員の初任研修で訓示「新しい時代を切り拓くことが仕事だ」
岸田総理大臣が、ことし採用された国家公務員の初任研修で、ビデオにより訓示し、「先が見えない時代において、必死に挑戦を続け、新しい時代を切り拓くことが仕事だ」と強調しました。
新型コロナウイルスやウクライナ情勢など急速に厳しさを増す国際情勢への対応にふれ、「これまでの延長線上に、答えを見出していくことはできない」と述べました。
その上で「これからを担う皆さんには『前例を新しく作る』『縦割りでなく横串』、『国民目線・現場目線』を心がけて、仕事に臨んで欲しい」と訴えました。
そして「疑念を抱かれるような行動は厳に慎み、国民から信頼を得られるように、 常に謙虚に、己を律しながら、 国民全体の奉仕者として、職務に当たってもらいたい」と呼びかけました。
研修は、オンライン併用でおよそ800人が参加しました。