北朝鮮が2発の弾道ミサイル 日本のEEZに落下と推定 被害の確認なし
北朝鮮は今夜、少なくとも2発の弾道ミサイルを発射しました。2発は日本のEEZ(=排他的経済水域)の内側に落下したと推定されています。
防衛省によりますと、北朝鮮は15日午後7時24分ごろと、7時36分ごろ、少なくとも2発の弾道ミサイルを北朝鮮の西側付近から東方向に向けて発射しました。
いずれも、最高高度はおよそ50キロで、石川県輪島市の舳倉島の北北西およそ250キロの日本のEEZ(=排他的経済水域)の内側の日本海に落下したと推定されています。EEZの内側に落下するのは、今年の2月18日以来です。
現時点で、航空機や船舶への被害は確認されていません。
北朝鮮が早期に2回目の発射を行うとしている「軍事偵察衛星」との関係について、松野官房長官は、「いわゆる衛星と称するものとは違うと考えている」と説明しました。