立憲・国民の“連合出身”議員が懇談会立ち上げ
立憲民主党や国民民主党など連合出身の国会議員ら28人が17日、議員間の連携強化を目的とした懇談会を立ち上げました。
「連合出身議員政治懇談会」は、労働組合の中央組織「連合」出身の立憲民主党や国民民主党などに所属する国会議員28人により設立されました。
この会は、連合の組織内議員が現在、複数の政党に分かれていることから、連合の目指す政策の実現に向け、議員間の連携を強化していくということです。
また、懇談会の中で、会の発起人で立憲民主党の難波参議院議員は「連合出身の議員が複数の政党に分裂しているのは極めて不自然だ」とした上で、「この会が新しい政治勢力の結集に向けて、潮流を作っていきたい」などと、会を立ち上げた思いを語りました。
さらに立憲民主党の逢坂代表代行も、「何とか大きな固まりにもう1回戻らないといけない」と述べました。
また、連合の芳野友子会長は「組合員から政治面での結束を不安視する声があがっており、つながりを強化する必要性が高まってきた」と強調しました。
ただ、会はあくまでも連合出身議員の連携を強化するためのもので、今後の野党連携にどこまで影響を与えるかは不透明です。